安くて性能が良い、高いコスパの中華スマホ。
中でも国内では知名度が高いHUAWEI(ハーウェイ)は、アメリカと中国の国際問題により、色々な規制が生まれ、何度もニュースで話題になっています。
格安SIMの中では低価格帯で高性能なので、我々にとってもお客様に提案しやすい機種でもあり、スマホを取り扱っている人間にとっては、耳が痛い話。

HUAWEIのスマホをおすすめしない根本的な理由になった、HUAWEI問題について調べてみても、複雑でわかりずらい内容が多く、HUAWEIのスマホを検討している人にとっては、これから購入して大丈夫なのか?気になる所ではないでしょうか
結論から先に紹介すると、
先に結論
現在発売されているHUAWEIに関しては、購入しても大丈夫ですがオススメはしない。
理由は、アメリカと中国の仲が悪くなったせいで、HUAWEIに様々な規制がかかっているからです。
この記事では、HUAWEI(ファーウェイ)について、詳しくご紹介させていただきます!
こんな方におすすめの記事
- HUAWEIのスマホ購入して大丈夫なのか知りたい!
- 現在HUAWEIのスマホを使っているけど、今後は大丈夫か知りたい!
- HUAWEIのスマホをおすすめしない理由を知りたい
- 中華スマホでおすすめなスマホメーカーを知りたい
【結論】HUAWEIのスマホ は問題なく使えるが、おすすめはしない!
HUAWEIスマホは、全てのシリーズがスマホとして機能しており、問題なく利用できます。
何故、筆者がおすすめしないのかというと、これら3つの理由からです。
おすすめしない3つの理由
- 今後android OSアップデートが利用できなくなる可能性がある。
- 新シリーズのスマホではgoogle Playが利用できない
- 情報の抜き取りをされる恐れがある (断定した話ではない)

これから内容をひとつづつ項目を分けて紹介しますが、少しでも「不安」という思いがあったら、HUAWEIのスマホは諦めて、他のスマホメーカーをおすすめします。
おすすめのスマホも本記事では紹介しているので、先におすすめのスマホを知りたい人はスキップしてください。
→おすすめスマホの紹介にスキップ
【Android OSのアップデートが保証されない可能性】
Androidのスマホには、2つのアップデートの種類があります。
2つのアップデート
- 1つはセキュリティの更新(アップデート)
- 2つめはandoroid OSの更新(アップデート)
この1つめのセキュリティアップデートは今後も継続されますが、2つめのandroid OSのバージョンアップは今後行われない可能性があるのです。

でも、android OSのバージョンアップを行わないということは、いずれはアプリとの相性も悪くなり、最悪使えなくなる可能性がいつかきます。
つまりOSの更新は非常な大事なことなので、アプリが使えなくなる可能性があるスマホをオススメとは言えません。
【新シリーズのスマホではGoogle アプリが使えない】
HUAWEIスマホの新しいモデルでは、Googleサービス(以下GMS)が利用できなくなっています。
HUAWEIの新シリーズ
- HUAWEI P40 Pro 5G
- HUAWEI P40 lite 5G
- HUAWEI P40 lite E
- HUAWEI Mate 30 Pro 5G
これは何を意味するのかというと、「Play Store」や「Gmail」などのgoogleグループのアプリが利用できないという意味です。

HUAWEIでは、「Play Store」の変わりに「App Gallery」が使えます。
ここでアプリをダウンロードするのですが、もちろんPlay Storeと比べるとアプリの数が少ないので、不便に感じることでしょう。
アプリのダウンロードができないものに関しては、Quick Appを利用することでWEB版を素早く利用できるものもあります。
【App Gallery】の一例
情報の抜き取りの危険性(確定情報ではない)
HUAWEIスマホにはこれまで、「製品を分解したところ、ハードウェアに余計なものが見つかった」と報道された過去あり、これらのパーツを使って中国に情報漏洩がされている。
との報道がありました。
この報道がきっかけで、国内でも一時期HUAWEIのスマホが発売禁止になる事態もあったくらいです。
過去にアメリカのgoogleのCEOは、このようにラジオで発言しておりました。
米IT大手グーグルで最高経営責任者(CEO)を務めたエリック・シュミット氏は18日までに英BBCラジオで、中国の華為技術(ファーウェイ)の通信機器を通じた中国当局側への情報流出は「間違いない」と述べ、安全保障上の懸念を示した。高い技術力への危機感も表明した。
また、反対にHUAWEI側は公式HPでこのように反論しております。
まったくの事実無根です。日本に導入されているファーウェイの製品はファーウェイならびに日本のお客様の厳格な導入試験に合格し、13年間の日本における事業運営で製品の信頼性と安全性において優れた実績を有しています。

どちらを信用するかは読者の方次第。
筆者も本当のことは分かりません、
でも。これがもし本当のことなら大変なことです!
HUAWEIのスマホにしなくてはいけない、特別な理由がなのであれば、この噂がある以上HUAWEIをおすすめすることはできません。
HUAWEI問題をどこよりも分かりやすく解説
では、何故HUAWEIはgoogleから追放とも言われる処置をされたのか?
実は昔から、アメリカやその他の国は「中国」の企業を問題視していました。
その、問題視していた企業の代表格がHUAWEIです。
アメリカや諸外国が問題視した理由は、3点!
問題視された理由
- HUAWEI製品が中国政府と結託して、スマホから情報を抜き取っている
- 政府の命令で個人も企業も「中国当局に協力する義務」の法律がある
- HUAWEIは5Gの通信システムを提供しており、世界シェア1位
これら3つの理由から、アメリカや諸外国はHUAWEIが危険の企業と認定したのです。
理由を、順序立ててお話をすると、以下の通りになります。
簡単解説!
世界でHUAWEIのスマホがどんどん普及していき、2020年のスマホ世界シェアは第5位。5G設備のシェア率は2020年時点で、35.7%でダントツの1位。そんな、大企業に中国にの法律「治安当局に協力する義務」がある。
中国政治の一声で、個人や企業、または国の情報まで中国当局に情報が流出する危険がある。

世界でHUAWEIのスマホを使っている人、5Gの設備を使っている人の個人情報、場合によっては国家機密情報などが中国当局に情報漏洩をされることを、とても危険視しているのです。
危険視しているのはHUAWEだけじゃない
もちろん、危険視しているのはHUAWEIだけではありません。
中国の法律である、「中国当局に協力する義務」がある以上、中国企業に対してアメリカは危険視しているのです。
危険視している有名企業を少しご紹介します。
危険視している企業
- HUAWEI
- ZTE
- アリババ
アメリカが危険視しているのは、HUAWEIだけではなく、中国政府に関わりのある企業を危険視しているのです。
HUAWEI(ハーウェイ)を現在販売している格安SIMはIIJMIo(アイアイジェーミオ)
ここまで、HUAWEIのスマホや「おすすめできない理由」をご紹介していましたが、製品のレベルとしては安くて高性能である事実は拭えません。
日本国内の携帯電話会社でも、HUAWEIのスマホを販売している会社は今でも健在です。
そして、全ての人が必ずHUAWEIをおすすめできないと言う訳でもない!
おすすめできる人
- 情報を抜き取られるのは、噂だと思う。
- Android OSの更新には関心がない。
- HUAWEIの製品が好きだ!
これらの方は、HUAWEIのスマホはもちろんオススメできます。
現在、HUAWEIのスマホを販売している会社はIIJmio(アイアイジェーミオ)。
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HUAWEI(ハーウェイ)以外の中華スマホは大丈夫?
HUAWEI以外で、日本国内において人気の高い中華スマホは全部で3社あります。
国内の人気中華スマホ
- ZTE(ゼットティーイー)
- Xiaomi(シャオミ)
- OPPO(オッポ)
これらの会社の中で、唯一アメリカが危険視していない会社はOPPOです。
アメリカも中国の大企業全てを問題視しているのではなく、中国政府と関与の疑いがある企業を問題視しております。
OPPOだけが、中国政府に一切関与していない企業として認定されアメリカ政策「クリーンネットワーク」から排除されています。
クリーンネットワークとは、アメリカが中国から国と国民を守るためにおこなった政策のことです。
別の記事で詳しく紹介しているので、詳細を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
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参考OPPOスマホはアメリカの規制対象?クリーンネットワークの影響は?
【まとめ】HUAWEIスマホ|これから購入しても大丈夫?
今回の記事のポイントをまとると、
ココがポイント
【結論】HUAWEIのスマホは購入しても大丈夫だけど、おすすめはしない。
筆者がおすすめしない理由は3つ。
おすすめしない理由
- Android OSのアップデートがされない
- 新シリーズのスマホではGoogle アプリが使えない
- 情報の抜き取りの危険性(確定情報ではない)
なんでgoogleはこのような処置をとるのかというと、アメリカと中国の政治的な問題が理由で、この問題をHUAWEI問題と言います。
HUAWEI問題を簡単に説明すると
HUAWEI問題の超簡単まとめ
- HUAWEI製品が「中国政府」と結託して、スマホから情報を抜き取っている
- 中国は政府の命令で、個人も企業も「治安当局に協力する義務」がある
- HUAWEIは5Gの通信システムを提供している
これらの原因から、スマホシェア・5G設備シェア率が高い大企業のHUAWEIを通じて、中国当局に情報の抜き取りをされる危険性を、アメリカや諸外国は問題視しているのです。
そして、問題視しているのはHUAWEIだけではありません。
アメリカが危険視している綺語
- ZTE
- Xiaomi
- アリババ
これらの企業も、アメリカは危険視しています。
反対に、危険視されていないいない中国企業は、日本でも注目度の高いOPPO(オッポ)。
2020年現在、OPPOをお得に購入できる代表的な会社はUQモバイルと楽天モバイルです。
OPPOを取り扱っている2社については、こちらの記事で詳しくご紹介しているので、UQモバイルや楽天モバイルについて知りたい方は、参考にして下さい。
結論
HUAWEIのスマホは安くて性能が高いのは事実なのですが、安心して長く使えるスマホではないということです。
